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さすまた導入は「万が一」への備え

横浜岡田屋ではさすまたタックルPlusの導入を推奨しています

さすまた導入は「万が一」への備え

学校・自治体で高まる防犯対策の必要性

「まさか自分の地域でそんな事件が起きるとは思わなかった」。
不幸な事件がテレビや新聞で報道されるたびに、こうした声や防犯に対するご相談が多くなっています。

昨今、学校や公共施設への不審者侵入事件が後を絶ちません。
子どもたちを取り巻く環境が過去より複雑化し、そして危険も多様化している今、学校や自治体が講じるべき防犯対策の重要性はますます高まっていると言えるでしょう。

その中でも横浜岡田屋が推奨しているのが「さすまたタックルPlus」の導入です。

古くは江戸時代の捕り物道具だったさすまたは、現在、防犯用具として再評価され、全国の学校や公共施設に少しずつ普及しています。

この記事では、さすまたタックルPlusを導入する意義と、その効果的な活用法について考えてみたいと思います。

 

増加する不審者侵入、学校や自治体も「他人事」ではない

2023年以降、全国で小学校や市役所、公民館などへの不審者侵入事件が相次ぎました。特に小学校では、登下校時の児童の安全を脅かすケースや、授業中に施設内に侵入する事例も報告されています。

中でも記憶に新しいのが、2025年5月東京都立川市の小学校に男が侵入し教職員が負傷する事件、2025年4月に茨城県の古河市の小学校に不審者が侵入する事件です。

警察庁の犯罪統計資料によると、2024年の学校荒らし(学校に侵入しての窃盗)の認知件数は324件となっています。その手口も「窓ガラスの破壊」や「施錠されていない通用口からの侵入」など多岐に渡っています。
加害者の中には明確な動機がない者も多く、「突発的」「無差別的」な犯行が目立つことも特徴です。

参考情報
警察庁:犯罪統計
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/sousa/statistics.html
文部科学省:学校施設における犯罪の動向
https://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/shuppan/04091401/001.htm

こうした事件は、どんなに安全な地域に思えても、決して無縁ではありません。
地域全体が見守る」という従来の安全神話が揺らぐ中、学校や自治体には自主的・実践的な防犯対策が求められているのです。

 

「備える」ことが抑止力になる

防犯対策というと、防犯カメラの設置やセキュリティシステムの導入を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、こうした設備だけでは『いざという時』の対応には不十分な面もあります。

たとえば、万が一不審者が施設内に侵入してしまった場合、現場に居合わせた職員や教職員が即座に何らかの対応を取らなければ、児童や利用者を守ることはできません。

ここで重要になるのが、“抑止力”と“初動対応力”の両立です。

さすまたタックルPlusは、その両方に効果を発揮します。

 

さすまたタックルPlusの特徴

【ポイント1】 通常の「さすまた」は、制圧することが目的
訓練を積んだ警察官・警備員の使用を想定しているため、しっかりと利用の訓練を行っていないと一般の職員・教職員ではいざという時の扱いが難しい。
※旧来型のさすまた
 
【ポイント2】 「さすまたタックルPlus」は戦わず侵入者の動きを封じて逃げることが目的
職員・教職員及び児童・生徒を逃がし警察の到着までの時間稼ぎをすることです。さすまたタックルPlusが侵入者に巻きつきしっかりとロックするため、侵入者の逃走の障害となり時間を稼ぐことが可能です。
※利用についてはしっかりと事前に訓練しておく必要があります。
さすまたタックルPlus支持される理由
特徴① 開口部(アーム)が大きく開いている
特徴② アームの中心を侵入者の身体に押し当てると、アームが巻き付き密着したままロックする。
特徴③ 巻き付いた“さすまたタックルPlus”により、侵入者は身動きがとれなくなる
特徴④ 空いている時のアームは何かにあたってもロックしない。(誤作動防止機能)

 


【導入した際の期待効果】 抑止力の向上
廊下や玄関に見える場所に設置しておくことで、不審者が「ここは対応される施設だ」と判断し、侵入をためらう心理効果が期待できます。
 
【導入した際の期待効果】 初動対応力の向上
万一侵入が発生した際に、職員が物理的に距離を取りながら制止・誘導できる手段を得ることができます。
もちろん、サスマタタックルPlus一つで全ての危険が回避できるわけではありません。しかし、非武装でありながらも、危機回避の手段として大きな役割を果たすことは明白だと考えられます。

 

導入とともに大切な「訓練」や「配置の工夫」

サスマタタックルPlusは「持っているだけ」で効果を発揮するものではありません。正しい知識と使用訓練、配置の工夫が伴って初めて、その真価が発揮されます。

横浜岡田屋では、商品の取扱い方法から配置場所のご相談までしっかりとサポートいたします。

●実践的な訓練が重要
警察や防犯アドバイザーと連携した実地訓練を行い、実際に使ってみることで、いざという時の対応力は格段に上がります。「相手の動きを制止するだけでなく、距離を取る」「複数人で連携して動く」といったシミュレーションを、定期的に行うことが理想です。
●配置場所の工夫
玄関、職員室前、廊下の角、教室入り口など、不審者の侵入経路や子どもたちの動線を想定しながら、迅速に取り出せる位置への設置がポイントです。壁掛け型やスタンド収納型など、視認性の高い設置が抑止力にもつながります。

 

子どもたち、地域の安心は「日々の準備」から

子どもたちや地域の住人の方にとって、学校や地域施設は「安全な場所」であるべきです。そこで働く大人たちが、防犯に対する意識を持ち、具体的な備えを進めているという事実自体が、子どもたちに安心を与えると私たちは考えています。

また、防犯教育の一環として、児童にも「もし不審者に出会ったらどうするか」といった話し合いや避難訓練を取り入れることで、自衛の意識も自然と育まれていきます。これは“恐怖を与える”のではなく、“守られていることを知る”という観点で実施されるべきでしょう。

 

最後に ~導入は「備え」への第一歩~

さすまたタックルPlusの導入は、防犯対策としての一つの選択肢であり、決して万能な解決策ではありません。しかし、「不測の事態に備える意識」を全職員が共有し、行動に移すための具体的なツールであることは間違いありません。

設備投資と異なり、比較的導入コストが低い点も、自治体や教育機関にとっては大きなメリットだと考えています。
防犯は「何も起こらないこと」が最も望ましいゴールです。しかし、その「何も起こらない」を実現するには、日頃からの備えと訓練、そして継続的な見直しが欠かせません。

今一度、「私たちの施設・地域では本当に守れる準備ができているだろうか?」という視点で、防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。

横浜岡田屋では、防犯対策に関し、様々な商品をご準備しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

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